FKK Oase 2

コロナ禍でドイツに二度目の渡航をするもOaseで目当ての嬢Abigaileに出会えなかった村上勃樹。果たして彼は唇を噛み締めてここで引き下がるのか、はたまた逆境に逆らって快楽に悶えながら射精するのか・・・・・・? その顛末をとくとご覧あれ・・・・・・。

・・・・・・スイスのチューリッヒからフランクフルトに戻り、週末まで待ってOaseを再訪した。昼前に到着した時、男も女もおらず閑散とした館内を半ば茫然としながら亡霊のように歩いていた。どこを探してもAbigaileがいない。それどころか部屋に行った時にちゃんと勃起できそうな嬢がいない。チューリッヒのホテルの暖房が効いていなかったせいでひいた風邪のままぼんやりとした意識でレストランに向かい朝食を食べた。DM(ドイツのドラッグストアチェーンでありフランクフルト駅前にもある)で買っておいた喉に優しいハーブティーを持参し、バーテンダーにお湯をもらって飲んだ。咳は止まらなかったがコロナ感染を疑われてクラブから叩き出されないようになるべく堪えた。(ちなみにOaseに限らずFKKクラブでコロナのSchnelltestを受ける場合は€5払う必要があるのだが、フランクフルト駅前にあるCoronatest Deutschlandの会場で既にSchnelltestを受けてきたので払う必要がなかった。Coronatest  Deutschlandで受ける場合はドイツ在住でなかろうと無料である。詳しくはまた個別で記事を出す予定。)

選べる嬢もおらず、体調も優れないためレストラン奥2階にある休憩所で横になることにした。ケルンのSamyaにも仮眠室はあるが個人的にはOaseの休憩所の方が好きだ。暗くないので本を読んだりして暇つぶしもできる。さらに館内で携帯を使用するのは禁止なはずであるが、休憩室内で堂々と使用している客も多く見受けられる。ただしこの記事を読んで館内で携帯を使用する場合は自己責任で行なっていただくように。仮に見つかって叩き出されたとしても当方は一切責任を負うことはできないので悪しからず。ただWiFiのパスワードは受付で申し出れば教えてもらえる。受付付近で携帯を使用する分には全く問題ないようだ。

休憩室でまどろんでいるうちにあたりはすっかり暗くなってしまった。夕食を取るために下に降りることにする。咳止めのためのハーブティーを飲みながら代わり映えのしないチキンやパスタを口に運ぶ。夕食後バーに戻るが、午前に比べやや嬢の数は増えているもののやはり閑散としている。閑古鳥が鳴くとはまさにこのことだろう。しかし目的もなくうろうろしているうちに一人の嬢が声をかけてきた。行ったことのある方には「あれのことか」とわかってもらえると思うがOaseには他のクラブと同じようにFun4Fourというタッチスクリーン式の巨大なゲーム台が置いてある。場所はスロットマシーンの手前である。この声をかけてきた嬢は一人でFun4Fourでカードゲームをしていた。一緒に遊びたいらしい。ルールが分からないと伝えたが、自ら実演して見せて“It’s easy”という。他にすることもないのでしばらくこの嬢とゲームに興じることにした。年齢は正確に覚えていないが21から24までの間(自分の記憶力は貧相なものだが20以下であれば確実に印象に残るのでそれ以上ということだ)で出身はルーマニアだが人種的にはルーマニアとブラジルのハーフと言っていた。点数をつけるとすれば10点中6.5点。似ているポルノ女優はGia  Derzaだ。顔も髪質も非常に似ていた。

Gia  Derzaの写真。OaseのFun4Fourにいた嬢は特に目元がそっくりだった。しかし全体的な美人度でいえば1段階ほど下がる。

便宜上このルーマニアとブラジルのハーフの上のことはGiaと呼ぼう。Giaはもう何度もこのゲームをプレイしたことがあるらしく、すさまじい指さばきでカードを弾いていった。自分のでいうのもなんだけれど恥ずかしながら僕は元々不器用な方で、Giaが素早くカードを弾いている間見様見真似でのろのろと遊ぶのが精一杯だった。Giaは自分の分のカードを弾き終わると今度は僕の分のカードまで弾き始めた。呆れているのだろうがつまらなそうな表情を浮かべながら凄まじい速さで指を動かしていった。そのまま5ゲームくらいしていただろうか。あまりにも僕のがGiaの動きについていけないので段々居心地が悪くなってきた。そのうちにGiaの友人と思しき嬢が台に近づいてGiaと話し始めた。友人の方は立ったまま台を見つめいてる。僕は居た堪れなくなって友人に“Do  you  wanna play?”と聞いて友人が頷くと席を譲ってその場を後にした。

ヤレるかヤれないかの観点からいえばこの二人の嬢ともヤリたいとは思えなかった。Gia  Derzaならいいじゃないかと思われるかもしれないが、似ているとはいえ美人度でいえばこの嬢の方が劣ると言わざるを得ない。だいたい本物のGia  Derzaでさえマスターベーションのおかずにしたことは数えるほどしかないし、実際に動画を見てペニスを立たせようとしてもどうしても勃起しないということもあった。僕の好みから言ってAbigaileのような伝統的な正統派美人に宿命的にどうしても惹かれてしまうのだから仕方がない。そもそも僕は体質的に勃起が萎えやすいし遅漏なのだが(年齢のせいだと言われるかもしれないが実際10代の頃からこの傾向はあった)Abigaileとは毎回勃起を持続させて射精に至ることができた。フランクフルト駅前のエロスセンターでは5回連続でペニスをヴァギナに挿入しているのにもかかわらず射精に至らないということがあったし、FKKではそれよりましであるとは言っても3割から4割くらいの確率で中折れして射精に至らないことがある。

このような体質的な事情もあり、本当に好みの容姿の嬢が現れるまで粘ってみようと思っていた。しかし待てど暮らせど嬢の数は一向に増えない。男客らも非常に退屈そうにしている。これはドイツ到着時に空港から直行したSharksでは見られなかったことだ。「完全に失敗した。」僕はSharksに行くべきだったのだ。実はOaseに来る前にAbigaileに一度メールしていたのだが返事は来なかった。その時点で察して今回の遠征ではOaseは飛ばすべきだったのだ。

しかし、僕は平日はリモートで仕事をして週末にFKKに繰り出すということをしていたから僕の睾丸には少なくとも5日分の精液が溜まっていた。出したかった。僕は猛烈に精液を体外に放出したかった。そして僕は意を決してGiaに声をかけることにした。Giaは予期していなかったことが起こって驚いたと言った表情だった。僕は中折れせずにちゃんと射精できるか不安になりながら部屋へと向かった。

結論から言えば中折れもしなかったし無事に射精することもできた。しかしまあ、どろっと言う感じで、強烈な快楽がしばらく続いた終着点として射精に達するのとは違ってあまり感動もなかった。膀胱に尿が溜まったから排尿するのと大差はない。それでも懸念していた中折れも起こらず睾丸の中を空っぽにすることができて身軽になった気がした。

肝心のプレイ内容に関しては正直なところあまり覚えていない。乳首舐めはしてくれた気がするが玉舐めは断られた気がする。特に好みの嬢でもなかったのでキスについては聞きもしなかった。

しかしこのFKKブログ、もっと早くはじめればよかったと痛切に思う。Chloe  Scottに似た嬢、Kyler  Quinnに似た嬢についても記憶が薄れる前に言語化して記事に残しておけばよかった。

さて、無事に目的を達成した村上勃樹であったが、やはりAbigaileへの想いは断ち切れずその次の週末もOaseへと足を伸ばすのであった。そこで村上勃樹を待ち受ける運命とは・・・・・・? 次回更新をご期待ください。


村上勃樹拝



Comments

  1. なかなか面白いですね。文才がありますね!
    僕はよくFKKのスレで「なぐ」て言うハンドルネームで書き込んでいる者です。
    狂犬さんのブログにもちょくちょくお邪魔しておりglobeのリンダちゃんがお気に入りです

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    1. コメントありがとうございます。文章にはこだわって書いているのでお褒めいただき嬉しいです。5ちゃんねるのなぐさんの書き込みには貴重な情報を教えてもらっています。残念ながらリンダちゃんには会えませんでしたがGlobeについての記事も今後出す予定ですのでご笑覧いただければ幸いです。

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  2. ご返信ありがとうございます!リンダちゃんは絶世の美女でしたね。マギーを白人化したみたいで胸は滝沢ローラみたいな感じでした。実はリンダちゃんに「マギーていう日本のハーフのタレントが好きだったけど君のほうが美しい」て言うと嬉しそうに笑ってくれたのがなついです。
    マギーの顔を見せたらリンダが「ああかわいいね」て言っていましたね。

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    1. そこまでおっしゃられると僕もGlobeを再訪したいですね。今年の夏に訪問するFKKの予定はまだ立ってないのですが、Globeは候補に入れなきゃいけないですね。

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